バーガータイム 〜何故かハンバーガーの具材が追いかけてくる〜
『バーガータイム』は1985年11月27日にナムコから発売されたアクションゲームです。元々は1982年にデータイーストよりリリースされたアーケードゲームだったらしいのですが、国内外問わず人気だったためファミコンに移植された模様です。
いきなり話がそれますが、データイーストと言えば戦車の改造が楽しかった『メタルマックスシリーズ』、ギリシャ神話をモチーフにした『ヘラクレスの栄光シリーズ』が印象的ですね。『メタルマックスシリーズ』『ヘラクレスの栄光シリーズ』個人的にはどちらもUが好きでした。
さて『バーガータイム』ですが、このゲームを初めてプレイしたのは小学生の時に友人宅にてでした。友達の家に遊びに行った時、友達の父親がプレイしていて何となく「難しそうだなぁ」というのが最初の印象でしたね。
プレイしてみたらやっぱり難しかったです(笑)
プレイヤーはコックになって、巨大なハンバーガーの具材の上を歩き、その重量で具材を画面の下に落としてハンバーガーを完成させるという内容です。
もちろん、敵キャラがいてハンバーガーを作らせまいと妨害してくるのですが、妨害してくる敵が何故か「ピクルス」「目玉焼き」「ウインナー」。特に、「ピクルス」「目玉焼き」って普通にハンバーガーの具材なんですよね(笑)
何で具材に追いかけまわされるんだ?という疑問は置いておくとして、『バーガータイム』は非常に考えることを要求されるゲームです。単純に反射神経の良さだけでは上手くいかない、戦略性が要求されるゲームでした。
『バーガータイム』は追いかけ回してくる敵キャラを如何に上手く誘導して、その重さで具材を落としつつ敵を処理するということが考えさせられるゲームでした。
しかも、敵キャラがどんどん湧いてくるので、最初のステージから結構忙しいんですよね。
『バーガータイム』の面白さが分かるのは、のちに管理人が『ドクターマリオ』という、いわゆる「落ちゲー」にハマりその面白さを知る時まで時間を要することとなります。